【要約】第11回FPトークライブセッション「18歳新成人が知っておきたいお金の話」<スマホと家計>

若手の福岡の鳥谷FPが解説

鳥谷FPは福岡県博多在住、メンバー中いちばんの若手FPです。

以前はインフラ系の企業に勤めていましたが、若い人に早い時期からライフプランや資産形成について考えてほしいという思いから、FPとして独立しました。

(鳥谷FPのホームページ) https://financialplanertk2021.com/

18歳は、社会人・大学生になる節目の年

鳥谷@福岡:福岡のFPの鳥谷です。最近では「ねんきん定期便」のハガキを活用して、若い人の資産形成について考えていただく、というようなこともやっております。今日はよろしくお願いします。

私のパートでは、若い人にとって身近な「スマホ」と、そこから家計について考えるというテーマでお話しをさせていただこうと思います。

18歳になったら、自分で家計を管理する

18歳というのは、高校を卒業して社会人・大学生になる節目の年です。それと同時に4月は新生活を迎える時期でもあります。

スマホというのは、あらゆる情報をインターネットから入手したり、最近ではキャッシュレス化が進み財布代わりになるという身近なツールですが、今までは親が契約して親が支払っていたと思います。それが、自分で契約して自分が払うことに出来るようになると思います。

先のパートでアパートの家賃の話が出ましたが、それ以外にも色々なものでお金が出ていきます。18歳になったら家計を自分で管理するということになります。

不安に思うところもあると思いますが、家計の管理の手段としておススメなのが「家計簿アプリ」です。

有名な家計簿アプリとして、

・Zaim(ザイム)https://financialplanertk2021.com/

・マネーフォワードME https://moneyforward.com/

・Moneytree https://getmoneytree.com/jp/home

などがあります。これらは、銀行やカードの口座と連携したり、レシートをスマホカメラで読み取ることで、自動で簡単に家計の管理をしてくれます。

基本無料で使えます。有料のプランもありますが無料でも十分しっかりしてます。

1ヵ月にいくらあれば生活できるのかを考えておいて、それに見合った生活が出来ているのかをチェックするのが大事です。家計簿アプリ以外にも、手書きの家計簿とかメモ帳とか日記とか、自分に合った管理方法で良いのです。

自分に合った方法で管理 →習慣化 →いつの間にか生きる力が身についてきます!

そうやって家計を「見える化」することで、お金の不安がグッと減るはずです。

スマホの通信料金自体についても考える

家計管理というのは、支出を節約するということでもあるのですが、まず毎月決まった額が支払われるものを見直すというのが第一です。

18歳新成人にとって、一番カンタンに見直し出来るものの一つがスマホの通信料金です。

今までは三大キャリア(ドコモ、AU、ソフトバンク)が主流でしたが、今では各社が格安プランを用意していますし、格安SIMサービスを提供する会社も多くあります。

通信費は工夫次第で低価格で利用することができます。

18歳は「稼ぎ始める年」

山形@豊島:鳥谷さんが18歳の時は、お金に対してどのように感じてましたか?

鳥谷@福岡:18歳の頃は・・・初めてバイトとかをして、稼ぐという経験をしましたね。

バイトをいっぱいして、、、社会経験をして、お金もいっぱい稼いで・・・それに加えて、「何のために稼いで、それをどのように人生に繋げるのかということを、漠然とですけど考えていました。

大学って、ボーっと4年いるだけだと何の意味もないんですよね。先ほど伯耆原さんもおっしゃってましたけど、1つの軸に対して、自分の考えをちゃんと持っておく、それを若い頃から続けていくことが、これからの時代を生きる上でものすごく強くなれることだと思います。

若いうちからお金に対して考えることが、良い人生につながる

山形@豊島:先ほど伯耆原さんのパートで出ましたけど、お金の悩みってかなり人生の中で大きな部分を占めるんですよね。

お金って空気と同じで、無くては生きていけないものですよね。お金が好きか嫌いかに関わらず、家計を管理する力というのは非常に大事だなと思い、若い人のご意見を聞いてみました。

私も18歳の時にひとり暮らしを始めたのですが、お金のことについて色々考えるきっかけになったなあと思います。

伯耆原@群馬:親から援助してもらうにせよ、一人で生活することで親の有難みをそこで初めて知るということはあると思います。小さい事でいいから、自分でお金の使い方を決めていくというのは大事な経験ですよね。

佐藤@練馬:最近の若い人は、まだまだ少数派かもしれませんが、若いうちから資産形成について考える人というのは、以前よりは増えているように思いますね。若いうちからお金を貯めたり投資したりすることについて、鳥谷さんはどう思われますか?・・新成人へのメッセージという意味でも。

鳥谷@福岡:私の身の周り・・18歳の人はあまりいないにせよ、20代の人たちを見ていて思うのは、このコロナ禍でお金に対する意識は上がってきているのかなあと思いますね。これから学校の家庭科でお金の教育も始まりますし、間違いなくこれからもお金に対する関心は高まると思います。

この間本屋に行ったんですけど、本屋さんでマンガのコーナーの隣にお金の本が置いてあるんですね。SNSとか動画とか、情報があっという間に広まる時代ですし、これから更に加速するのではないかと思います。

佐藤@練馬:自分たちが若い頃と比べると、情報へのアクセスのしやすさというのは飛躍的に上がってますよね。今の若いひとたちがお金のことをどう考えているのかというのは、我々FPもアンテナを張っていかないと、と思います。

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